研究室について

脂質は、様々な生体現象に関与します。私たちの研究室では、細胞内外の脂質恒常性の変化が、細胞応答におよぼす影響と、そのメカニズムに着目して解析を進めています。

 

最近の研究から、細胞内外の脂質恒常性の変化により神経系や免疫系細胞の機能が変化し、その破綻が病態に深く関与していることが明らかになってきました。私たちは、脂質の生体への作用メカニズム解明により神経疾患や炎症性疾患の病態理解、さらに予防や治療法開発に寄与したいと考えています。 



更新情報

2024年11月12日

学会発表ページを更新いたしました。


What's New

2022年 2月23日

 

マウスメッケル軟骨におけるseptoclastの時空間的局在に関する論文を発表しました

(Sakashita et al., Histochem Cell Biol)

2月21日

 

 

環境エンリッチメントによる性差依存的なFABP5ノックアウトマウスの記憶障害の改善効果に関する論文を発表しました

  (Marion et al., Behav Brain Res)

1月11日

 

Theil固定の遺体を使った臓器移植トレーニングの有用性に関する論文を発表しました

(Mitsugashira et al., Transplant Proc)

2021年 10月30日

 

核内FABP7によるカベオラ機能を介した野生型IDH1グリオーマの増殖制御に関する論文を発表しました

(Kagawa et al., Mol Oncol ➡ 研究Topics

9月16日

 

核内FABP7によるカベオラ機能を介した野生型IDH1グリオーマの増殖制御に関する論文を発表しました

(Kagawa et al., Mol Oncol ➡ 研究Topics

8月27日

 

FABP5による形質細胞様樹状細胞を介した制御性T細胞の産生制御に関する論文を発表しました

(Kobayashi et al., Int J Cancer ➡ 研究Topics

6月23日

 

CurcuminアナログGO-Y030による制御性T細胞の産生および安定性制御に関する論文を発表しました  

(MaruYama et al., Front Immunol)

5月26日

 

Ndufs4ノックアウトマウスの海馬におけるシナプトフィジン発現低下に関する論文を発表しました

(Shil et al., Sci Rep ➡ 研究Topics

5月12日

 

FABP5による肺NK細胞成熟制御を介した腫瘍転移への関与に関する論文を発表しました

(Yang et al., FEBS Lett ➡ 研究Topics

5月 8日

 

 

Glyoxalase I欠損とカルボニルストレスによるヒトiPS細胞のミトコンドリア機能障害に関する論文を発表しました

(Hara et al., Transl Psychiat)

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